ZEV規制
1990年、米国のカリフォルニア州内で一定台数以上を販売する自動車メーカーに対し、ZEV(Zero Emission Vehicle)を一定比率以上販売することを義務付けた制度。規制は年を追うごとに厳しくなっています。2018年からはZEV販売比率が16%となり、ZEV対象車は電気自動車(BEV)と燃料電池電気自動車(FCEV)、そしてプラグインハイブリッド自動車(PHEV)です。
同規制を導入している州は、2019年11月時点でカリフォルニア州のほか、アリゾナ、マサチューセッツ、ニューヨーク、オレゴン、メリーランドなど10州に上っています。また、欧州のイギリス、フランスは2040年までに、インドは2030年までに乗用車・バンの新車の販売をZEVに限定し、ICE(ガソリン・ディーゼルなどの内燃機関)を搭載した車両の新車販売を禁止することを表明しました。