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特徴のある活動
地震・津波など多様な脅威に備える事業継続マネジメントシステムや、「自工程完結」の考え方による品質向上への挑戦、グローバル生産管理システムなど、持続的成功の実現を目指すキャタラーのさまざまな特徴のある取り組みをご紹介します。
事業継続マネジメント
C-BCM (Cataler - Business Continuity Manegement)
キャタラーは地震・津波など多様な脅威に備える独自の事業継続マネジメントC-BCM (Cataler - Business Continuity Management) を構築・運用しています。人命・安全を最優先に、地域社会への貢献とお客様への製品供給を継続できる体制を確立し、事業継続の取り組みを続けています。2014年には、ISO22301 (※) の認証を国内で取得。キャタラーグループすべての拠点での認証取得を進めています。 ※ ISO22301: 事業継続マネジメントシステム (BCMS) に関する国際規格
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人財育成制度
C-HAM (Cataler - Human Asset Management)
会社の財(たから)として輝ける人を育成する人財 (※) 育成制度。これまでの「三歩進んで、二歩下がる」といった時間をかけた育成方法とは異なり、C-HAMは「三歩進んで、二歩進む」効率的で確実な育成方法です。未来に向けて、キャタラーパーソン全員が輝くために全社で取り組んでいます。 ※ キャタラーでは、「ヒトは会社の財(たから)」であるという理由から、「人材」ではなく「人財」という漢字を使用しています。
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広報戦略
C-PRS (Cataler - Public Relations Strategy)
ステークホルダーに向けて「発信(提供)する情報」・「受信(収集)する情報」の内容や形態、方法のほか、それらの情報に関わる組織・従業員の在り方も考える戦略的な広報 (※) を行っています。
※ 広報
広報の目的は、企業や団体が社会との間に良好な関係をつくることです。良好な関係づくりのためには、自分のことを相手に正しく理解してもらえるように情報を伝える必要があり、同時に、相手のことを正しく理解できるように情報を受け取ることも必要になります。そのため、広報は情報の発信・受信の両面を含み、対象との良好な関係づくりを目的として行うコミュニケーション活動を指します。
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仕事の質向上活動
C-QIC (Cataler - Quality Innovation Challenge)
経営目標・経営戦略実現のためにTQM (Total Quality Management / 総合的品質管理) の考え方を用いており、その活動の1つに「C-QIC」があります。C-QICは、“自工程完結” (※) の考え方によって、製品の質・仕事の質を向上させることにチャレンジする取り組みを指します。製造部門だけでなく、事務・間接部門を含め全社で進めている活動です。
※ 自工程完結
トヨタ自動車が主導している「品質は工程で造りこむ (トヨタ自動車 75年史) 」を確実に実践するために、科学的アプローチを加え、「仕事の良し悪しをその場で判断できること」を目指した取り組みのこと。
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QCサークル活動(小集団改善活動)
QC (Quality Control) サークル活動
キャタラーのQCサークル (※) は、顧客価値の向上および組織能力を高める全員参加の重要な活動です。製造部門だけでなく、事務・間接部門を含めた全社で推進しています。また、国内だけでなく海外拠点を含め、キャタラーグループ全体で活動しています。
※ QCサークル
QCとは品質管理=Quality Controlの略語。
QCサークルとは、第一線の職場で働く人々が継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行う小グループである。この小グループは運営を自主的に行いQCの考え方・手法などを活用し創造性を発揮し自己啓発・相互啓発を図り活動を進める。
※(参考)日科技連「QCサークルの基本」より
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コスト優位性に合わせた設備開発
革新的な工法/設備開発
品質とコストに優位な塗布工法であるZECT (※) を開発しました。グループ内すべてが同一の工法で製品を生産しています。さらに、排出ガス規制が強化される途上国向けに、高品質を維持しつつ、機動性を持ち、段階的な設備投資を可能にする小型生産設備の開発を行っています。
※ ZECT (Zero Emission Coat & quick Calcination with Traceability)
2007年より量産を開始したキャタラー独自の触媒生産装置です。さまざまなスラリーの粘度コントロールができる技術の獲得によって実現したこの装置は、目標とするスラリー重量をすべて塗布する方式が採用されています。
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製品品質を確実に保証するしくみ
C-TOP (Cataler - Total Operation Procedure)
市場クレームゼロ・納入不具合ゼロを継続して実現していくために、重要プロセスや活動タイミングなど、製品の実現プロセスに関わる各組織の役割を明確にし、すべてのオペレーションを同期させることによって最適な品質保証体系を構築しています。
キャタラーは、1997年にQS9000、1998年にISO9001、2005年にISO / TS16949を認証取得。
2014年からは、JISQ9005の考え方を取り入れ、2017年からは、IATF16949に基づいた品質マネジメントシステムを構築しています。
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グローバル生産管理システム
G-CPS (Global - Cataler Production management System)
キャタラーグループの生産システムを統一して最適なものづくりを目指す「グローバル生産管理システム」です。キャタラーの経営戦略を実現するためのIT戦略「i - Cataler2022」 (※) の一環として企画されました。 業務標準化・在庫最適化・生産性向上・省人化・グローバル最適生産化による収益最大化・グローバルでの生産継続のためのリスク管理・有事対応の役割を担っています。
※ 「i - Cataler2022」
ITを活用して経営に寄与するシステムを構築するための活動です。
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工場IoT化
i-Factory
キャタラーはグローバルで事業を展開する上で、ICT(Information and Communication Technology / 情報通信技術)(※)を活用し、企業業績の向上に資するために、工場IoT化を推進しています。
※ 「ICT」
メールやチャットなど、通信技術を使って人とインターネット、人と人がつながる技術のこと。
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働き方改革(ワーク・ライフ・イノベーション)
C-WIN (Cataler - Workstyle INnovation)
多様な背景を持つ従業員が、それぞれのワークライフバランスに沿った働き方で、イキイキと活躍できる魅力ある会社づくりを目指し、多様な働き方の制度や業務効率化の支援を行います。従業員は自身のニーズに合致した施策を活用して、生活の充実と業務パフォーマンスを向上させ、会社と従業員がWin-Winとなる環境をつくります。
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