歴史
キャタラーは創業以来、自動車・二輪車などの排出ガス浄化触媒の開発・製造・販売を通して、グローバル規模で環境問題の解決に取り組んできました。持続可能な社会づくりに貢献し、皆様から信頼される企業を目指してきた半世紀の歩みをご覧ください。
進化期
2010 ~ 2020年
ARK Creation Centre竣工
東日本大震災を契機としたC-BCM(事業継続マネジメント活動)や、C-QIC(品質革新の挑戦)などが始動。総合的品質管理(TQM)を評価されデミング賞(2015年)、デミング大賞(2018年)を受賞しました。2018年には「アーク・クリエイション・センター」が本格稼働しました。
ARK Creation Centre竣工
発展期
2000 ~ 2009年
1979年の生産開始以来、モノリス触媒生産累計5,000万個達成
21世紀に入るとキャタラーは海外展開を本格化させ、キャタラーサウスアフリカ(CSA)、キャタラーノースアメリカ(CNA)、キャタラー中国(CCC)などを設立。ダイハツ工業と共同開発したインテリジェント触媒は貴金属使用量の大幅低減を可能にしました。
1979年の生産開始以来、モノリス触媒生産累計5,000万個達成
成長期
1990 ~ 1999年
1987(昭和62)年当時のキャタラー
当時は安価だったパラジウム(Pd)のみを使用したPd-only三元触媒や、世界初のNOx吸蔵還元型触媒など、キャタラーは新しい技術によって課題を解決し続け、企業としても成長。1996年にはキャタラー初の海外生産拠点キャタラータイランド(CTC)を設立しました。
1987(昭和62)年当時のキャタラー
導入期
1980 ~ 1989年
1978(昭和53)年当時の会社パンフレット
1980年代に入り、主力製品のラインを次々と立ち上げたキャタラー。キャニスタ用石炭系活性炭やモノリス三元触媒などの生産を開始しました。世界初のハイテク三元触媒は「カムリキャタリスト」と呼ばれ、EPA(米国環境保護庁)から高い評価を受けました。
1978(昭和53)年当時の会社パンフレット
黎明期
1967 ~ 1979年
当時の第一炭素工業
世界で排出ガス浄化の技術が確立していなかった1967年。キャタラーは排出ガス浄化触媒の開発と生産を目的に設立されました。間もなく本社を現在地に移転し、トヨタ自動車工業から触媒の研究開発業務を受託。三元触媒などの研究と新たな技術の実用化へ踏み出していきました。
当時の第一炭素工業