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2017.01.06

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2017年 社長年頭挨拶

2017年 社長年頭挨拶

2017年1月6日に従業員を集め行われました「株式会社キャタラー始業式」での代表取締役社長砂川博明による年頭挨拶をお知らせいたします。

みなさん、あけましておめでとうございます。みなさんも年末年始をご家族と過ごし、リフレッシュされたことと思います。本日は、年始の挨拶に合わせ、昨年の振り返りと今年の取り組みについてお話ししたいと思います。

2016年は、年初にヤマハ発動機様から7年連続、トヨタ自動車殿から3年連続で「品質管理優秀賞」をいただき、キャタラーグループの海外事業体も各地でお客様から表彰を受けました。2015年のデミング賞受賞と合わせ、「品質のキャタラー」のブランドイメージが定着しつつあることを感じました。これは当社で取り組んでいる自工程完結活動の“C-QIC”の考え方に基づき、お客様目線で仕事を進めるしくみが定着しつつあり、製品の質に加えて、仕事の質向上にも成果が現れ始めている証だと思います。 

また、次の10年を見据えた“グローバルVISION2025”を策定し、新たなスタートを切りました。ビジョンに掲げた『創』を実現する新たな研究開発の拠点として、“ARK Creation Centre(アーククリエーションセンター)”の建設も始まりました。グローバル拠点であるCIN(CATALER INDIA AUTO PARTS PVT. LTD.[インド])での生産を開始しました。さらにCSA(CATALER SOUTH AFRICA (PTY.) LTD[南アフリカ])からフォルクスワーゲン様への出荷がスタートしました。身近なところですと社内売店のスタートも昨年でした。このように2016年は、多くのことがスタートした『事始の年』であったと思います。事始めには、大きな推進力と勇気が必要です。改めてみなさんの頑張りとチャレンジ精神に対し、敬意を表するとともにお礼申し上げます。

2017年の取り組みについてお話しします。本年5月で当社は創立50周年を迎えます。従業員のみなさんからもたくさんの記念事業の提案を頂きました。 これらの提案をもとに50周年記念事業としての取り組みを進めていきたいと思います。5月には記念式典を行いますが、みなさんとともに記念すべき日を明るく楽しく過ごせるように総務部中心に着々と準備を進めてくれています。みなさん楽しみにしていて下さい。

また、ARK Creation Centre(アーククリエイションセンター)が今年の後半に完成し稼働を開始します。”グローバルVISION2025”に掲げた『創』の根拠地です。みなさんの未来への思いを託した施設として立上げ、育てていきたいと思います。

  昨年みなさんに知恵を絞っていただいた収益構造改革をはじめとした全社プロジェクトの方向が定まってきました。今年は、これらの取り組みを軌道に乗せ、50周年にふさわしい『躍動』の年にしたいと思います。

最後に職場安全と交通安全の徹底について、みなさんへのお願い事項を申し上げます。みなさんに安心して働いていただくための職場環境の整備は会社の責任であり、これまでもいろいろな対策を行ってきました。労働災害を起こさないよう、一人ひとりが常に安全を意識した行動が出来る安全文化の構築をめざし職場を挙げて取り組んで下さい。 

  次に、交通安全に関するお願いです。昨年は、無事故連続100日以上を達成しましたが目標の150日には届きませんでした。 ふとした気の緩みや、ほんのわずか前方から目線をそらしただけで事故につながります。自動車産業の一翼を担う企業で働く者として、交通事故を起こさないだけでなく、地域の方々のお手本となるようなドライビングに心掛けてハンドル握って下さい。

今年も、皆さんが、安全・健康に、そして明るく、楽しく、前向きに課題に取り組み、家族共々、実り多い良い年になりますことを祈念しまして、私の年頭の挨拶とします。