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2016.01.06

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2016年 社長年頭挨拶

 2016年1月6日に従業員を集め行われました「株式会社キャタラー始業式」での社長砂川博明による年頭挨拶をお知らせいたします。

1.はじめに
 新年あけましておめでとうございます。従業員のみなさまも年末年始をご家族と過ごし、リフレッシュされたことと思います。
 本日は、年始の挨拶に合わせ、昨年の振り返りと今年の取り組みについてお話ししたいと思います。

2.2015年の振り返り
 昨年は、品質経営に関する賞である「デミング賞」受賞という記念すべき年となりました。短い準備期間にもかかわらず、全社一丸となり、皆さんひとりひとりがそれぞれの持ち場で努力し、力を発揮していただいた結果であります。
 また、トヨタ自動車殿から2年連続で「品質管理優秀賞」をいただいたのをはじめ、燃料電池電極触媒ではトヨタ自動車殿の「技術開発賞」や、触媒工業協会の「技術賞」をいただくなど、各方面で、お客様や関係団体からキャタラーに対する大変高い評価をいただきました。これもひとえに、従業員の皆さんが、自工程完結の考え方に基づき、お客様目線で日々仕事を進めていただいた結果であり、改めて皆さんの努力に感謝を申し上げたいと思います。
 一方、昨年は排ガス規制不正発覚という衝撃的なニュースが飛び込んできました。またこのニュース以外にも不正会計やデータ偽装といった企業不祥事が話題になった1年でもありました。当社は愚直に、そして真面目にコンプライアンスの徹底に努めていますが、改めて、コーポレートガバナンスの重要性を再認識した年でもありました。
 昨年は、当社のテレビコマーシャルを流し始めました。また、掛川新茶マラソンのメインスポンサーになったり、風疹対策では、拡大防止策が評価されテレビで紹介されたりもしました。当社の知名度や注目度は着実に高まっていると思います。そうした環境の中、従業員の皆さんには、法令遵守はもちろんのこと、日頃から当社の従業員として自覚と責任をもった行動を取るようお願いします。

3.2016年の取り組み
 現在、新たなビジョン策定に向け検討を進めています。デミング賞受賞をTQM(Total Quality Management=総合的品質管理)活動の新たなスタートとして位置づけ、今後は新ビジョンを旗印に、将来のキャタラーグループを見据えた活動を推進していきたいと思います。
基本的には、従来実施してきたTQMによる品質経営の強化と成長戦略を軸とした、持続的成功を目指した活動を推進していきますが、ひとりひとりが当事者意識を持ち、全員参加の取り組みを継続して推進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それぞれの職場で、将来を見据えて、”今”何をしなければならないか、良く考え、実践していただきたいと思います。

4.最後に
 今年も、みなさまが、安全・健康に、そして明るく、楽しく、前向きに課題に取り組み、家族共々、実り多い良い年になりますことを祈念しまして、私の年頭の挨拶とさせて頂きます。

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