2016.05.26
製品・出展
自動車技術展「人とくるまのテクノロジ-展2016 横浜」に出展している当社ブース(No.287)の2日目の様子を公開します。開催2日目の来場者数は28,459名と初日よりも約3,000名多く、(人とくるまのテクノロジー展2016公式サイト参照)当社ブースにも、昨日よりも多くの方々にご来訪いただきました。心より御礼申し上げます。本日は、GPF触媒に続き、当社ブースで注目されているSCR-F触媒(ディーゼル車用触媒)を紹介いたします。
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○SCR-F触媒(DPF+SCR触媒)
ディーゼルエンジン搭載車両において、世界的に厳しくなるNOx排出規制に対し、尿素添加NOx選択還元触媒( = SCR触媒 : ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化する)の技術開発が求められています。また、煤(すす)を排出するディーゼルエンジンにおいては、ディーゼル微粒子捕集フィルター ( = DPF : ディーゼルエンジンの排気ガス中の粒子状物質を漉し取り軽減させるフィルター)での煤浄化も、必須のシステムとして車両に搭載されています。つまり、ディーゼルエンジン車の規制をクリアするためには「SCR触媒」と「DPF」が必要不可欠です。一方、限られている車両空間を有効活用するために「SCR触媒」と「DPF」の機能を一体化し、触媒の「搭載スペースをコンパクトにする」というニーズが高まりつつあります。このニーズに対し、当社では「DPFの通気抵抗を増大させる事無く、ウォッシュコートする技術」を確立し、ディーゼルエンジンの特性を損なわない触媒( =SCR-F触媒 )を開発しました。
詳しくはこちら : http://www.cataler.co.jp/aee2016/scr/
最終日の明日もたくさんの方々のご来場をおまちしています。
人とくるまのテクノロジー展2016 公式HP : http://expo.jsae.or.jp/